【家庭学習のコツ】テストで凡ミスが多い子どもの特徴と改善法
こんにちは。家庭教師のセタです。
「うちの子は理解力もあるし、地頭も悪くないと思うのに、テストの点数が悪い」
そんなお悩みを持つ保護者の方は多いと思います。
原因をよく探ってみると、意外と多いのが「凡ミス(ケアレスミス)」です。
今日は、この凡ミスを減らすための具体的な方法についてお話しします。
目次
凡ミスは誰にでも起こる。でも放っておくと習慣になる
ケアレスミスや計算ミスは、人間である以上、誰にでも起こり得ます。
ただ、それを「仕方ない」で済ませてしまうと、いつの間にか“ミスを前提にした勉強”が習慣になってしまいます。
解き方が正しいのに、計算ミスひとつで不正解になるのは本当にもったいないですよね。
だからこそ、意識して直すことが大切です。
凡ミスを減らす最も効果的な方法:「見直し習慣」
凡ミスを減らす上で、最も効果的な方法は**「見直し」**です。
一通り問題を解き終わったら、必ず見直しの時間をとる。
このたったひと手間が、点数を大きく左右します。
特に計算問題やマーク式のテストでは、見直しだけで5〜10点上がることも珍しくありません。
私自身も学生時代にこれを徹底してから、ほぼ100%ケアレスミスをしなくなりました。
「わかっているのに間違える」を減らす最短ルートは、実はとてもシンプルです。
見直しのコツ3つ
- 時間を区切る
全体の残り時間のうち、最後の5〜10分は必ず見直しに使う。 - ケアレスミスが多い箇所をチェックする
符号(+−)、単位(cm/m)、漢字のとめ・はねなど、自分の弱点を意識して見直す。 - 声に出して確認する(小学生に効果的)
心の中だけで読むより、口に出して確認する方がミスに気づきやすくなります。
凡ミスを減らすために親ができるサポート
お子さんが見直しの習慣を身につけるまでは、「最後にもう一回だけ見てみよう」と声をかけてあげてください。
それが少しずつ「当たり前の習慣」になります。
怒るよりも「見直したら正解できたね」と成功体験を積ませる方が効果的です。
セタ先生からひとこと
私は「勉強キライを、勉強スキに変える」をテーマに活動しています。
凡ミスを減らすことは、単に点数を上げるためではなく、「自分の力でできた」という自信を育てるための練習です。
ぜひ今日から、見直しの時間をお子さんの勉強に取り入れてみてください。