中学受験の家庭教師に月8万円は高い?料金の相場と“学歴神話”の落とし穴

こんにちは。家庭教師のセタです。

今回は「月4時間で月謝8万円」という中学受験の家庭教師について、「相場として妥当なのか?」というテーマを解説します。
結論から言うと、それは相場より高めです。ただし、値段の高さ=指導力の高さ、というわけではありません。

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中学受験の家庭教師の一般的な料金相場

中学受験を専門とする家庭教師は、通常の学習指導よりも高いスキルと経験を求められます。
そのため、平均的な相場は以下の通りです。

講師タイプ1時間あたりの相場月4時間の場合の目安
学生講師(難関大)3,000〜6,000円12,000〜24,000円
プロ講師(経験5年以上)6,000〜10,000円24,000〜40,000円
有名塾出身・実績講師10,000〜20,000円40,000〜80,000円

したがって、月8万円で4時間=時給2万円というのは、業界でもかなり高額な部類に入ります。
東大・京大・医学部出身で、有名中学への合格実績が豊富な講師に依頼する場合には起こり得る価格帯ですが、それでも上限クラスといえます。

「高学歴=良い先生」とは限らない理由

多くの方が「高学歴の先生=指導がうまい」と思いがちですが、実際はそうとは限りません。
学歴が高い=勉強が得意というだけで、「人に教える力」や「子どもの気持ちを引き出す力」とは別問題です。

たとえば、難関大出身でも説明が早すぎて子どもがついていけない先生もいます。
逆に、そこまで学歴が高くなくても、わかりやすく丁寧に説明できる先生はたくさんいます。

学歴や知識量は「指導の材料」であり、「教える技術」や「モチベーション管理力」がなければ成果にはつながりません。

家庭教師の料金は“付加価値”で決まる

家庭教師の料金は、単に「学力」ではなく、次のような要素で決まります。

  • 指導実績(合格校・経験年数)
  • 教材やオリジナルカリキュラムの提供
  • 学習計画や生活面のフォロー
  • 定期面談や進路相談の有無
  • 教師の知名度やメディア露出

もしその先生が「志望校別の戦略立案」「塾との併用管理」「保護者面談」なども行っている場合、8万円でも“受験コンサルティング料”としては妥当かもしれません。

値段に迷ったら“体験授業で比較”がおすすめ

料金に疑問を感じたら、他の家庭教師会社の無料体験授業を受けてみることを強くおすすめします。
実際に授業を受けてみると、先生の教え方や子どもとの相性、理解度の深まり方が明確に違います。

「高いから良い」でも「安いから悪い」でもなく、“うちの子に合っているか”が最も大事です。

まとめ

・月4時間で8万円は、業界でも高めの価格設定
・高学歴=教え方が上手とは限らない
・実績・フォロー・人間性まで含めて「総合力」で判断を
・料金に迷ったら複数社の無料体験で比較してみよう

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