偏差値40台から難関校を目指す塾が話題に。思考力を鍛える「説明できるまで解かせる」指導法とは
家庭教師のセタ先生です。
今回は X(旧Twitter)でバズっていた「個別指導塾の指導法」について、動画でお話しした内容をまとめます。
目次
Xで話題になった“リアルドラゴン桜”の塾
投稿内容は次のようなものでした。
- 長男が通う個別指導塾は、偏差値40台から難関校を目指す塾
- 先生はまるでリアルドラゴン桜のように熱い
- しかしやってくれることはシンプルで、「説明できるまで解かせる」こと
塾では、
- 「なんとなく解けた」を放置しない
- 自分の考えを言葉にできるまで解かせる
- 数が変わったらどうなるのかも考えさせる
- とことん付き合ってくれる
という指導が行われているそうです。
この結果、思考力や国語力もつき、
「問題を解く=人に説明できるまでがワンセット」として扱われています。
集団塾では難しい指導を“個別だからこそ”実現できる
投稿者は、
- 集団塾ではここまで深く付き合えない
- 親もそこまで見てあげることは難しい
という理由で、その塾を信頼して通わせているそうです。
投稿者自身も集団塾出身で、
「本質を理解せずなんとなく解いていた部分が多かった」と振り返っています。
「説明できるまで解く」は素晴らしい教育法
動画でもお話ししましたが、
これは非常に素晴らしい教育法 だと思います。
自分では分かったつもりでも、
いざ人に説明しようとすると言葉が出てこない経験は、
皆さんもあるのではないでしょうか?
説明できるようになるには、
- 深い理解
- わかりやすく伝えるための言語化能力
この2つが必要です。
そのため、
「説明できるまで解かせる」という指導法は本当に優れています。
ただし、膨大な時間がかかる
とはいえ、この方法を徹底するには、
- 何度も問題を解く
- 問題の根本まで理解する
といった作業が必要で、膨大な時間がかかります。
その時間にしっかり向き合っている塾と生徒さんの熱量は、
何よりも素晴らしいと感じます。