勉強嫌いの子どもに合う家庭教師の選び方|大手よりも個人がおすすめな理由

こんにちは。家庭教師のセタです。

今回は「子どもが勉強嫌いで、学習障害かもしれない。大手の家庭教師をお願いしたけど、先生が合わなかった」というご相談について、家庭教師としての視点から詳しくお話しします。

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結論:家庭教師は“人による”差が非常に大きい

まず大前提として、家庭教師の質は会社ではなく“人”によって決まります。

大手の家庭教師会社には優秀で明るい先生もたくさんいますが、一方で「説明がわかりにくい」「暗くてコミュニケーションが取りづらい」先生がいるのも事実です。

大手企業では、登録者が非常に多く、学生アルバイトからプロ講師まで幅広く在籍しています。
そのため、どうしても講師の当たり外れが発生しやすいのです。

「明るめの人でお願いします」と希望しても、必ずしも希望通りの講師が来るとは限りません。

なぜ個人経営の家庭教師がおすすめなのか

私が特におすすめしたいのは、個人で活動している家庭教師です。

理由はシンプルで、個人でやっている先生は「生徒の成果=自分の収入と評判」に直結しているからです。

そのため、一人ひとりの生徒に真剣に向き合う姿勢が強く、授業内容の準備も入念です。手を抜けば口コミや紹介での信頼を失ってしまうため、結果的に“本気で教える先生”が多くなる傾向にあります。

また、個人家庭教師は契約前のやりとりで先生本人と直接話せるため、相性を見極めやすいのも大きなメリットです。

「勉強嫌い」「発達がゆっくり」なお子さんほど“相性”が重要

勉強が嫌いなお子さん、または集中が続きにくいタイプのお子さんの場合、指導内容よりもまず大切なのが先生との信頼関係です。

明るくて話しやすい先生、話をよく聞いてくれる先生、テンポよく褒めてくれる先生
そうした「人間的に合う先生」に出会えるかどうかで、やる気は大きく変わります。

特に大手の派遣型では、契約後に担当講師が変わるケースもあり、関係が安定しづらいことがあります。
対して個人の場合は、最初から最後まで同じ先生が見てくれるため、お子さんの特性をじっくり理解した上で指導方針を組み立てることができます。

大手と個人の違いを比較

項目大手家庭教師会社個人家庭教師
講師の人数多い(当たり外れがある)少ないが、指導に責任感が強い
講師変更担当替えが多い一貫して同じ先生が指導
コミュニケーション会社を通す必要あり先生と直接やり取りできる
授業の柔軟性マニュアル中心生徒に合わせて自由に調整可能
コスト管理費が上乗せされる中間手数料がない分、実質的に安い場合も

もし今の先生が合わないと感じたら

「先生が合わない」と感じるのは悪いことではありません。

それはお子さんが“勉強環境を理解できている証拠”でもあります。
無理に続けるよりも、一度リセットして相性の良い先生を探すほうが結果的に早く成果が出ます。

特に勉強嫌いなお子さんの場合、「理解できた」「褒められた」という成功体験の積み重ねが何よりのモチベーションになります。
個人経営の家庭教師であれば、そうした関係づくりを重視する先生が多いので、ぜひ検討してみてください。

まとめ

・大手家庭教師会社は講師の数が多く、当たり外れが大きい
・個人経営の家庭教師は責任感が強く、一人ひとりに真剣に向き合う
・勉強嫌い・発達に特性のあるお子さんほど“相性の良い先生”が重要
・迷ったら、個人の家庭教師に一度相談してみるのがおすすめ

勉強嫌いなお子さんが「ちょっと楽しいかも」と思える授業を受けられるかどうかで、今後の学習意欲は大きく変わります。先生選びは、未来を変える第一歩です。

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