家庭教師の個人契約はなぜ違法ではない?仕組みをわかりやすく解説
家庭教師のセタ先生です。
今回は「家庭教師の個人契約は違法ではないのか?」という質問について、動画でお話しした内容をまとめます。
目次
家庭教師の個人契約が違法ではない理由
家庭教師の個人契約が違法ではないのは、
サービスの提供と対価の関係が、一般的な商取引と同じだから です。
動画では例として「クレープ屋」が挙げられています。
- お店はクレープを作る対価としてお金を受け取る
- お客さんはお金を払う対価としてクレープを受け取る
家庭教師もこれと同じ形態で、
- 家庭教師は「授業を行うこと」の対価としてお金をもらう
- 依頼者は「授業をしてもらうこと」の対価としてお金を払う
という関係です。
そのため、きちんと開業の手順を踏んでいれば、
個人契約でも違法性はありません。
ただし「家庭教師会社に所属している場合」は注意が必要
注意すべきなのは、
家庭教師会社に所属している状態で、会社を通さずに個人契約をするケースです。
- アルバイト
- 派遣社員
- 登録講師
として会社に雇われている場合、
会社を介さず個人契約を行うのは NG となります。
会社との規約違反となり、
損害賠償を請求される可能性もある ため注意が必要です。
トラブルを避けるために確認すべきこと
家庭教師と契約するときは必ず、
- 会社を介した契約なのか
- 個人契約なのか
を事前に確認してください。
ここを曖昧にしてしまうと、
後々トラブルに巻き込まれる恐れがあります。